山羊の沈黙

たくさん読んでたくさん書く生活を模索しています。

オラクルカードのすすめ

色々な考え事があり、頭の重い目覚め。山の日がれっきとした祝日であることに気づいていなくて、ノコノコと出社してそのまま仕事をした。私はいつもオフィスにつくのが一番早いので、他の二人がこないことを特に不思議と思っていなかったのだが、昼前くらいに事実に気づきひとりズッコケ。

しかし、おかげで作業自体ははかどり、読むべき資料にも大分目を通すことができてきた。8月は、今年一番の読書量である。

昼過ぎに、休憩がてら渋谷を散歩。猛烈に暑く、人混みにも圧倒された。ユニクロとFOREVER21で服を見て、いくつか買うものは買い、ジュンク堂で本を検分しまくり、ハーゲンダッツのアイスクリームを買って帰還。タイヒバニラが美味すぎる。

途中、大きな書店のスピリチュアルコーナーでオラクルカードをひく。オラクルカードというのは、タロットカードみたいなもので、ワンテーマに対して一枚カードをひき、そこに書かれた神やら天使やら妖精やらのお告げをきくというものだ。ドリーン・バーチューのエンジェルカードシリーズや、「日本の神様カード」が有名。エンジェルカードは、細かい差異のある似たようなカードが大量にあり、「もうそのくらいでいいよ」と言いたくなることもしばしばなのだが、ひくとそれなりに響く結果が出ることもあり、なんだかんだで新しいのを見つけるとひいてみてしまう。

この手のスピリチュアル系カードの良さは、「ネガティブな意味のカード」がほぼないことである。「悪しき慣習を断ち切りなさい」くらいはあるが、タロットカードのように厳しくない。「あなたは大丈夫! 天の導きに任せなさい!」という肯定的なメッセージを、あの手この手で言われるだけだ。これが、孤立無援で疲労している時にはいいのだ。

今日は、ラファエルカードというのをひいてみた。自分を癒やすために何が必要かを教えてくれるカードらしい。ラファエルは三大天使のひとりで(あとのふたりはミカエルとガブリエル)、薬剤師、盲人、病人、精神障害、旅人の守護者と言われる「ヒーラー」の天使なのだ。聖書本編にはほぼ出てこないため、ほかのふたりに比べてぶっちぎりで地味だが、武闘派オラオラ系のミカエル、伝令で忙しいガブリエルよりも我々現代人には必要な天使かもしれない。

で、出たカードは「オーガニック食品を食え、ジャンクなものを食べるな」というものだった。期待していたほどスピリチュアルな内容でなくてがっかりしたが、たしかにそうだよなあとも思った。ミスドのドーナツだのパン類だの、体が喜ばないものはいい加減やめようと思って減らしてみたら、やっぱり格段に肌や腸の調子がいいのである。

よし、じゃあ今日の夜は体にいいものを……と思いつつ、夕食は近所のイタリアンでパスタ+クリームブリュレのコース。せめてもの配慮で、野菜たっぷりパスタにはしてみたが。クリームブリュレはとても美味しかった。

夜は、風呂場でアニソンを流しまくり、歌いまくりながら髪を洗うなど好き勝手する。ワンピースは、やっぱりアラバスタ編終了以降まったくわかっていないことを主題歌集で痛感した。

明日こそはオーガニックなものを食べる。