山羊の沈黙

たくさん読んでたくさん書く生活を模索しています。

手持ちの札をすべて出し切る

そんなに毎年律儀にその年の目標を立てているわけではないし、それなりの手間をかけてリストを考えても忘れてしまうことの方が多い。

でも今年はまずひとつ、書くことに関しての明確な目標を立てた。

 

「(現時点の)手持ちの札をすべて出し切ること」。

 

「書きたいこと」はいつもいろいろと頭の中に渦巻いている。十年、二十年といった長さで悶々とこねくり回しているものもある。

でも、それがありすぎて頭が重くなっている気がするのだ。ここらで一旦、どんなにしょぼい形でもいいから全部吐き出してしまいたい。ちょっとしたブログ記事でもいいから手当たり次第外に出す。「もう書くネタなんてないよ」と思うくらいまで絞り切って、その後のことは空っぽになってから考えたい。

そもそも、書きたいという悶々が無駄にあるだけで、今はひとつひとつのテーマについて考えられていない状態なのだ。私は書きながらでないとものを考えられない。考え終わってからそれを綺麗な形でアウトプットする、ということは極めて苦手だ。考えるには書くしかない。書かないでいると、考えきっていない思念が溜まって膿になってしまう。どんどん出して、血流も良くして、身軽にならないと。

 

去年末に気まぐれに受けた占いでも、占い師の女性にこう言われた。

「みきさんは、『あたためないこと』が大事です。すぐに出しちゃってください」

じっくりことことあたためない。軽薄なくらいすぐに出す。いつでもすっからかん上等という気持ちで過ごす。

そこを目指すのが、2024年にやりたいことのひとつだ。

 

あとは「毎日ひとつでもいいから何か文章をアップする(このブログとか、Twitterとか、しずかなインターネットとか、noteとか)」とか、「好きな文章を写経したノートを作る」とか、細かい目標もいろいろ考えている。が、詰め込むと私の場合「生活=苦行」という状態に突入するので(今は赤ん坊の世話もあるし……)、楽しくできる範囲を考えて決めていこうと思う。

 

今週のお題「2024年にやりたいこと」