山羊の沈黙

たくさん読んでたくさん書く生活を模索しています。

あけまして

 明けましておめでとうございます。心機一転で再開。あまり肩ひじ張らずに気楽にやることにする。
 去年は本当に色々あったなあ。全体的に楽しい一年でした。特に上京後。

 ありがたいことに文章の仕事をひとついただき、今はそれにかかりきりです。仕事でも趣味でもがんがん文章書く力を早く身につける、というのが今年の目標の一つ。
 その文章仕事で知り合った方、あるいは今まで知らなかったけどその存在を知るようになった方々がすごい人ばかりで、とても刺激を受けているこの頃。

 昨日明け方まで書き書きしてたので、今日は昼過ぎまで爆睡。効率が下がるのでよくない。がばっと飛び起きた瞬間に初夢が全部吹っ飛んだ。

 「クーリエジャポン」の一月号を読みながら朝飯食べた後、本屋で『ヤクザと原発』『原発と祈り』の二冊を買い、中村明一の『倍音』に後ろ髪をひかれながらスタバへ。読書した後、文章仕事の続きをした。
 『原発と祈り』を読んで印象に残ったのは、内田さんたちが「ゴジラ」や「ウルトラマン」に触れているところ。特撮ヒーローに宗教的モチーフが見いだせることを、内田さんたちが今まで知らなかった? ようなのがなんだか意外だった。
 特撮には、日本古来の呪術的な世界観や、ストレートな宗教的要素が色々つまっている。『大魔神』みたいにシンプルな”荒魂”の話もあるし、少し時代は下るけど、ウルトラマンエースなんかは観世菩薩を元にしている。モチーフが両性具有だから、変身が男女合体式なのだ(まあ色々あってすぐに男単一になってしまうのですが)。かのハヌマーンとの共闘も、ウルトラマンの神性を作り手が強く認識していなければ成り立たなかったシチュエーションではないのか。

 そういや内山まもるの『ウルトラマンレオ』が復刻していて、ちょっと欲しくなってしまった。レオは私の王子様なのだ。

 スタバにこもった後、ブックオフに行って西田幾太郎『善の研究』、キルケゴール死に至る病』、シュリーマン『古代への情熱』、ドストエフスキーカラマーゾフの兄弟』を購入。安かったので。