山羊の沈黙

たくさん読んでたくさん書く生活を模索しています。

買い物は毎日少しずつやった方がいい

これを書いている最中にも、疲労のあまり蕁麻疹が出ている。かゆい。

今日は9時台に起きた。朝まで大嵐だったというのに(起きていたから見てた)、起きたらピカピカの晴天だった。頭痛と吐き気でフラフラなので晴天がきつい。そのまま美容院へ行く。

美容院は11時からだったのだが、なんと終わったのが16時。縮毛矯正をかけているので長時間の施術には慣れているものの、こんなに長くやるのは久々で疲れた。なぜそんなに時間がかかったかというと、根元の染髪、前髪の縮毛矯正、全体のデジタルパーマかけ、カット、とまあ盛りだくさんのコースだったから。お値段3万5千円なり。これも小池史上最高額。ワンシーズン分をいっぺんにやったんだと思えばまあ……(でも辛い)。

担当の美容師さんは22歳の若者なのだが、すでに美容師歴は7年というベテラン。いろいろと苦労してきている子で、とても22歳の風格ではない。「僕、このあいだ30くらいに見られちゃいました。さすがにショックでしたよ」と言っていたが、私も同じようなタイプだったのでよくわかる。25くらいまでは、「生活をかけた労働」をしている時間分だけ老けるのだ。だからお小遣い稼ぎの範囲のアルバイトをしている学生などは(頭の良し悪しとか責任感とかとはまったく別の問題として)やっぱり顔つきが幼いし、高校生でも、生活の垢を払い落とす手つきがすでに身についてしまっている子もいる。そういうのはどうしたって雰囲気にあらわれる。

昨日は休みだったという彼に何をしていたのかと聞いたら、

「んーと、1日ゴロゴロしてましたよ。最近はウェーブっていう髪型が流行っているんですけど、それをアイロンでうまくやる方法を考えてました。あと、酒飲みながら『大人の塗り絵』もできたんで満足です。色のバランスとか、良い組み合わせとか考えるのに、塗り絵ってすっごいいいっすね〜」

だって。とにかく仕事のことを考えたり、そのための勉強をしたりするのが好きなんだそうだ。なんつう真面目な子だろう。ちなみに元々は大阪のギャル男である。同い年の女の子とはまったく話が合わないらしい。彼が健やかに夢を叶えられるといいなと思う。

美容院のあと、ありとあらゆるところを走り回って買い物。百貨店で本を買い、シャンプーやリンスを買い、食べ物を買い、地元に戻ってからスーパーでも野菜だなんだを買い、TSUTAYAに行き、ドンキホーテに行き、クリーニング屋を回った。仕事にかまけて生活のことをうっちゃらかしているとこうなるのである。さすがに疲れ果てたので、夜は蕁麻疹を出しながらテレビ見てダラダラした。仕事はあまりできていないのでこれからまた頑張る。