山羊の沈黙

たくさん読んでたくさん書く生活を模索しています。

視界から異物を取り除いてほしい人たち

3時に薬を飲んで寝たら案の定寝坊。10時起き。トーストをかじり、図書館に行って何冊か資料を借りる。『第一回普選と選挙ポスター』(玉井清)『憲法と民主主義の論じ方』(長谷部恭男・杉田敦)など。

昼過ぎにいつものファミレスに入り、ドリンクバーとからあげで3時間。本を読み、文章の下書きを延々と。暗くなってきたので(この店、照明がかなり暗い)店を出る。

帰宅後はまたひたすら原稿。ようやく文章の勘が戻りつつある気がする。運動と同じで、毎日一日1万字以上書いていないとあっという間に鈍る。しばらく漫画の方ばかり書いていたので、ライター筋肉がちょっと減っていたようだ。このnote記事もウォーミングアップとして必要な作業である。夕飯はまたトーストと納豆、卵、ピーマンと玉ねぎの炒め物。

TBSの報道特集が面白かった。アメリカ大統領選の取材と、日本の18歳選挙権の特集。18歳選挙権の方、「ティーンズソウル」という高校生の活動団体がとりあげられていた。安保法案に反対する子たちの集まりで、なかなか精力的に活動しているらしい。

代表のあいねさんが「政治活動を届け出制にするのはおかしい。若者に政治への関心を持ってほしいと言うのに、声を上げにくくするのはどうかと思う」とコメントしていた。しっかりした発言である。しかしツイッターを見たら案の定、「こういう奴を取り上げるのは偏向報道だ」「学校で政治活動なんかしたら迷惑に決まってるだろバカサヨ」などのツイートがうじゃうじゃと。こういう人たちは、自分の視界の中にさえ異物が入らなければ、世界は平和だと信じ込めるタイプなのだ。

番組を見ている時に、知り合いの編集者から連絡。また新企画が生まれるかも。

『同居人の美少女がレズビアンだった件。』についてとても嬉しい感想を書いてくださっているブログを見つけ、泣きながら読む。こちらが予想している以上の何かを、作品から掴んでくれる人がいるという嬉しさ。ものを作るということの醍醐味はこれだ。作り手の力だけじゃなくて、読み手の力が合わさるからこそ、そこによろこびが生まれるのだ。

夜は1時就寝。今日の労働時間は9時間。