山羊の沈黙

たくさん読んでたくさん書く生活を模索しています。

気づいてあげられるのは私だけ

一応7時に目がさめるも、ここのところの疲れが一気に噴出して起き上がれずダウン。地震が起きている最中もまったく動く気がしなかった。結局9時に布団から出る。税務署に行く用事があったのだが来週に回すことに。
そのまま朝飯は食べずに原稿書きに入る。いい感じに焦りが出てきた気がするが、大変な仕事なので胃が痛い。私の手に負えるのか。そのくらいの仕事じゃないと新しく挑戦する意味がないとも言えるが。昼までに漫画のゲラなど届く。これの赤入れも早急に終わらせないといけない。
昼、ミスドで朝飯代わりのフランクパイとドーナツ。そのまま新宿でS氏と打ち合わせ。夜中のFacebookメッセージで盛り上がって急遽生まれた新企画の話を一時間半ほど。S氏がアイデアマンなのでかなり面白くなりそう。そしてスケジュール的には死にそうである(多分それは向こうも同じ)。
打ち合わせの後、東京都議会議事堂を見学。国会議事堂は見学したことがあったが、都議会議事堂は初めて。誰もいなかったのでのんびり見た。夕方に地元に戻り、ココイチのカツカレーを食べながら『多数決を疑う』引き続き読む。
18時からまたひたすら原稿作業。資料を手当たり次第開き、ワードをごちゃごちゃ叩きまくり、歩き回ったり唸ったり。途中、金曜ロードショーの『Mr.&Mrs.スミス』を見る。二人ともかっこいい。
PCの前で唸り続け、夜中の1時頃にきりをつける。その後は、夜中3時頃までずっと考え事で眠れず。
「傷ついたことのないように愛せ」という言葉をなんども反芻する。なんと難しいことか。「トラウマの話を持ち出す女はよくない」と中谷ナントカも書いていたし、江國香織も「傷つきやすい人は嫌いだ」と書いている。私もこういう、子供の時にかけられた呪いをずっとひきずっている自分を好きにはなれない。ただ、優しくはしなければと思う。そういう自分がいる、ということに気づいてあげられるのは私だけなのだ。