山羊の沈黙

たくさん読んでたくさん書く生活を模索しています。

雨と暴力

5時起床。6時台の新幹線で東京に帰る。カーディガンを広島に忘れたため、ノースリーブのトップスで帰路を過ごすことに。冷房が強く、体がガチゴチに凍るほど寒くなった。脚があっという間にむくみ上がったのでそれにも驚いた。冷房って本当に体に良くない。この季節最大の悩みである。それにしても尾道ラーメンは美味かった。機会があればぜひまた食べたい。

10時半ごろに会社にたどり着き、黙々と作業をする。が、誰も来ない。二人ともオフィスには来ない日であった。ちょっとさびしい。つまらないので、置いてあったおみやげのお菓子を一人で2つ食べた。

夕方、遅めの昼飯を食べに出たところで豪雨。定食屋で雨宿りがてら食事していたら、軒先に雨宿りの人が何人もたまりはじめた。

この定食屋で働いているのは全員がちょっとワルそうなあんちゃんで、一見オラオラ風。そのあんちゃん店員のひとりが、店にたまっている忘れ物の傘を持って軒先まで行き、「よかったら使ってください」と渡していたのでほっこりした。

夜は、友人を拾ってから家まで行く。同棲していた男がモラハラを発動し始めたため、こりゃいかんと思って避難させたのである。

最近、友人がよくモラハラ野郎の餌食になる。彼らは、間違いを指摘されたときに「お前は俺のプライドを傷つけた」という理由でキレる馬鹿者どもである。どう考えても、人間としての器もケツの穴も小さすぎる。しかし、そんな尻穴極小太郎でも男は男であり、暴力沙汰になったら絶対に女性では勝てない。そのことが本当に悔しいが、そうでない男性たちと強力しあい、少しずつ彼らのことも啓蒙していくしかないのだろう。

二人で、モラハラ野郎をどうボコボコにするかでおおいに盛り上がった。友人の、「凍らせた豚肉で殴り殺して、全部料理にしてしまえば凶器は残らない」という案が一番凄まじかった。窓の向こうからはずっと豪雨の音が響いていた。