山羊の沈黙

たくさん読んでたくさん書く生活を模索しています。

続たんぱく質

9時起床。関西からやってきた、NPOの支援関係の仕事をしているAさんと会食。昨日ステーキを食べたのに、昼間っからまた焼肉のお高いコースをいただいてしまった。ものすごいボリュームだった。記憶頼りに書いておくと、高麗人参のスープ、牛肉の寿司、キムチ、ナムル、5種類くらいの焼肉、焼きエビが二種類に大きな貝、牛肉の切れ端が乗った丼、薄味の白いネギのスープ、デザートにはメロンとケーキとアイスクリーム、さらにアイスキャンディーまで出た。一緒に食べていた一人は、男性だが私より食が細くて牛丼を残していた。

Aさんの話はとても面白かった。NPOというのはやはりどこもすごく運営が難しくて、ことに教育系となると生き残っていくのが本当に大変なのだという。村社会的慣習もすごいし、自己実現が目的になりやすい世界でもある。Aさんから見ると、「NPOをやろうっていうひとの大半はどこかおかしい」らしい。乱暴な意見かもしれないが、まったく共感しないわけでもない。どうしたら日本のNPOをめぐる状況はもっとよくなるのだろうか?

肉で腹をいっぱいにして14時頃帰宅。大学時代の同期と2時間以上電話で話し込む。えらい話を聞いてしまってたまげたが、それはそれとして彼女の近況を聞けたのはよかった。借金を返し終わったという話をしたところ、

「みき姉はどんどん綺麗になっていくね。年齢不相応に老けたところがなくなって若返った」

と言われた。確かに、25、6のときより今の方が明らかに若いのである。彼女と「このまま美魔女を目指そう」と言い合う。彼女は絶対に美魔女になるつもりで今も生きているのだそうだ。まだ27なのに。

地元に戻り、いつものミスドで30分ほどぼんやり。本を読むつもりだったのだが、隣に座ったバンドマンらしき大学生二人が「音楽の本質的活動というのは、知名度の向上にはない」「やっぱり一番大切なのって音楽的に人とコミットすることだよ」「そういう考え方が日本の音楽シーンにはないよね」という感じの会話を延々繰り広げており、あまりにも集中力がそがれるので早めに帰るはめに。

音楽の本質的活動とはなんだろう。バンドマンにとっての本質的な活動と、ただなんとなく音楽を聴くだけの私の間とでは、「本質的」という部分に相当な意見の相違があるだろうと思う。私にとっての音楽の本質的な活動とは、それを聴く前とは違う世界が頭の中に動き始める、その流れそのものである。

 

<今日の小池>

朝昼 焼肉のコース

夜 ミスドのドーナツ2個

ヨガ やってない

メモ ミスドの頻度は順調に減っている。