美学を貫く生き方
血尿案件をどうにかするため朝一で婦人科へ行く。受付の女性が絶妙に敬語を使わない、上から目線系の人間だったため腹を立てる。が、精神科も一緒になっているクリニックなので、このくらいの人でないと色々なつわものとやりあえないのだろう。
症状的には普通の膀胱炎だろうとのことだったが、念のため、検査は色々しなければならないらしい。医者に「よく二週間も我慢してましたねえ」と言われてしまった。死ぬほどではない痛みだとこういうことをしてしまうのがよくない。
昼はNHKの「ブレイクスルー」を見てから渋谷へ。今日は取材を”受ける”方。とある作家さんたちと話をした。セルリアンタワー東急ホテルのラウンジで、1300円の紅茶を飲みながら(味の印象はとくにない)。
話をする中で、相手の発言に色々と戸惑う。もっと突っ込んで話せればよかったのだが、それほどの時間はなかったため、中途半端に終わってしまった。また話をする機会があればいいのだが。あまりにもやもやしたので、帰路の間に友人に電話をかけて話し込む。まだまだ書いていかなければならないことが多い。
夜は「深イイ話」タカラジェンヌ特集を見る。日向燦があんな生活をしているとは知らなかった。不幸でないのならいいけど。そして、毬谷友子の電波っぷりと優雅な孤独ぶりには、ちょっとびびりつつも甘い憧れを感じてしまった。全てを自分で決め、誰のせいにもしない生き方。そこには幸不幸以前に美学がある。美学という骨があるから、あの人の歌はあんなに凄まじいのだ。(にしても従姉妹のブンちゃんと同じで犬狂いなのか)
毬谷友子はトップ経験こそないが、宝塚史上最強クラスの歌姫だった人だ。この15年くらいで、娘役の歌のレベルは本当に下がったとヅカファン友達はみんなが言うが、実際この世代の「歌ウマ」ジェンヌたちのレベルは本当に高い。理由は色々と思いつく。
(1)90年代に入るまで、なんだかんだでやっぱり宝塚が「女子芸能界のトップ」だったから。芸達者の女子が集結しやすく、全体のレベルが高かった。(今はアイドルグループ業界にも散ってしまう)
(2)体格が違うから。ロケットを見ればわかるが、現代の女子は全体的に胴が薄くて短い。昔の女性の方が胴が長くて太く、必然的に声も重たい。歌のためには後者の体格の方が有利。
などなど……。
生きていく上で絶対に譲れないものは私にもすごくたくさんある。おそらく、他人から見たら「変」「極端」のひとことで済まされそうなものがたくさん。でも私にとってはそれがどうしても必要なのだ。私も、大事なことほど人には相談せず自分で勝手に決める方。後悔したことはほとんどない。一度も、ではないが。
<今日の小池飯>
朝 ごはん 納豆 味噌汁
昼(夕) 近所のカフェのワッフル 紅茶
夜 ごはん 目玉焼き 納豆 味噌汁
メモ ワッフル、半分でよかった。