山羊の沈黙

たくさん読んでたくさん書く生活を模索しています。

ガガガ的な女子たち

一冊校了。これで次の校了は五月だ。しかしそれまでに脱稿をあと三つしなければいけない。先が長い。今の原稿が終わったら確定申告もしなければ。

八時台起床。海水浴場で洪水になる夢(津波ではなかった)を見た。朝食はトーストとコーヒー。昼間はもたもたと仕事をする。原稿をいくつか編集者に送る。知り合いの編集者からの献本を読んだりもした(いい本だった)。献本がたまっている。ちゃんとした感想を送りたいんだけど。

夕方、なんともいえず体が重い。18時台にさんまと玉ねぎとパスタ炒めて食べる。

夜は何人かの素敵な特撮女子と喋る。そのなかに双子の美人姉妹がいた(パスタのあとの双子ってなんか村上春樹みたいだな)。双子のお姉さんの方が、「誕生日、二人で家ででっかいステーキを焼いて、赤ワインのグラスを思いっきりぶつけて乾杯した。そしたらグラスが割れちゃって、結局ボトルから直接飲んだの」と話しているのを聞いて、その光景がありありと浮かんだ。割れたグラス、あふれるワイン、分厚いステーキ、同じ顔で笑いあう二人の美女。絵になる。

二人ともものすごく可愛らしい顔立ちなのに、酒飲みでノリがすごくよく、面白発言を連発していた。

姉「おんなじような顔だから、妹の顔を見てるとあ〜私ブスだな〜って思っちゃうしあまり見ないようにしてる」(※二人とも美人)
妹「私、職場で『◯◯(←仕事道具)の妖精』って呼ばれてたんですよ」
姉「ニンニンジャーの最終回泣いちゃった〜!」
妹「まりおくんはなんで仮面ライダー出ないんですか!(←イケメン俳優好き)」
姉「藤岡コーヒーが飲みたい!」

他にも面白い人がたくさんいた。戦闘機オタクでワルシャワにまで行ったという女性や、サバゲーとモンハンが趣味のかっこいいお姉さんとか。サバゲー好きのそのお姉さんから「このあいだ映画を見に行った時、隣に座っていた黒人と白人の女の子二人組に話しかけたら、黒人の子の方は日本で漫画家をしている人だった。しかも描いてたのはBLだった」という話をされて一同驚く。

そういえば、私の出身中学にもものすごい美人の双子がいた。どちらとも同じクラスになったことがある。二人とも文武両道で、書道の達人で、目が漫画のように大きかった。妹の方と喋った時に、「(姉との間に)テレパシーみたいなものを感じたことはある?」と聞いたら「テレパシーはないけど、じゃんけんをするとあいこの確率が高い」と返されて「やっぱりテレパシーだ!」と思ったっけなあ。双子の相棒がいたら楽しそう。