山羊の沈黙

たくさん読んでたくさん書く生活を模索しています。

「すばらしかった三つの日」

色々なことがあって精神的には多少まいっているが、ここでがたつくと今までと同じなのでじっとしている。

昼に郵便局に行ったら、おばあちゃんが「着払い」と「元払い」の区別がつかずまごついていた。局員のおばさんたちから違いを説明されて「あら〜」と笑い、おばさんたちも「私も昔区別つかなかったわ〜」と笑い、おばあちゃんに笑いかけられた私も笑った。たまにこういうやり取りがあるとホッとする。

家で事務仕事をしながらひたすらドラマを見た。今日は『ランチの女王』を全部見終わり、『僕と彼女と彼女の生きる道』『3ピース』を見始める。『ランチの女王』を見ていてオムライスが食べたくなり、多少気合いを入れて食事を作ったりした。あと、山田孝之は良いキャラだなあと久々に思った。

僕と彼女と彼女の生きる道』も良いドラマだ。草薙の役作りがすごいしかれんちゃんも上手すぎる。まだ前半なので見ていて非常に辛い。
正直な話、小柳のあの仕事人間ぶりには若干えぐられるものがある……。しかし二十代であんなにでかいマイホームを建てるのは実際すごいな。私と2歳しか違わないというのに。

北川悦吏子のドラマで、閻魔大王が主人公に「これまでの、一番すばらしかった三つの日を自分にくれたら天国に行かせてやる」と言う物語があるらしい。
自分の「すばらしかった三つの日」ってどれだろう、と考えたが悩む。どの日も大事ではあるのだが。閻魔大王に差し出せるほどの華々しい一日というのは思いつかない。残念なことなのか、そういうもんなのか。

今日は早めに寝て、明日の大事な用事に備える。