山羊の沈黙

たくさん読んでたくさん書く生活を模索しています。

フラダンス体験

ソフトバンクのオプション解約をようやくした。自動応対システムでさくさくやってもらえることが判明、早くやればよかったと後悔する。

昼はココイチ。いつもハーフサイズにロースカツのトッピングなのだが、今日は普通のヒレカツカレーを食べてみた。やっぱり量は多すぎた。そしてヒレカツは、昔はまずかったのだが今は美味しいということがわかった。これからはハーフのヒレカツカレーにしよう。

夜は、ずっと興味のあった、フラダンスの体験レッスンに行ってきた。興味を持ったきっかけは、名古屋時代の知人だ。彼女はオーダーメイドの洋服を作っている人で、四十代なのだが三十代前半にしか見えないくらい肌ツヤがよく、動作が軽かった。ちょっとした友人同士の集まりのときに目の前でフラダンスをしてみせてくれたことがあり、それが本当に素敵だったのが、その後何年経っても忘れられなかった。

フラダンスは音楽も動作もゆったりとした印象があるが、他の多くのダンスや武道と同じで、正中線の確保は基本。かつ中腰の割合がめちゃくちゃ多いのでかなり筋肉にくる。

「フラダンスの中心は手の動きなの。手で情景の説明をして、そこに足運びがついていくという感じ。歌の物語を語る手話なのよ。そこが面白いのよね」

という説明を受けてフムフムとなる。

私は武術歴が長いので、こういうものの基礎動作に関してはわりとすぐにできる方だ。伸びをして踵を浮かせたまま中腰になる、という動作をやったら、「初めてでそんなにできる人はいない」と褒められて嬉しかった。しかし、右足を出しながら左の尻を出す、というような動きがどうしてもできない。これはウォーキングレッスンに行ったときも苦手だった動きで、私のウィークポイントである。剣道や空手ばかりやっていたせいで、半身がそれぞれ同じ方向に出る動きが染み付いてしまっているのだ。克服したい。

それでもどうにかこうにかついていき、最後は一曲皆に混ざって踊らせてもらった。穏やかな音楽と一緒に踊っていると、気持ち良く無心になれていい。古典フラのダンスも見られて面白かった。講師のダンサーたちは皆すごく体つきが美しく、顔つきも邪気がなくてかわいい。そこはフラダンスへの印象そのもの。初心者クラスに人があまりいないらしく、今入ればみっちり教えられるからとてもいいよとおすすめされた。

何かダンスを習いたいとずっと思っていて、ベリーダンスとフラで迷っていたのだが、雰囲気的にフラダンスの方があっているような気がする。もうちょっと落ち着いたら始めてみようかな。