山羊の沈黙

たくさん読んでたくさん書く生活を模索しています。

本音にふれたくて

9時前起床。普段は近寄らない、お洒落なカフェでモーニングをする。朝10時だというのに、近隣のマダムたちが大集合していた。パンケーキにベーコンと卵のついたセットを注文。パンケーキはしっかり粉の味がし、ふかふかしていて美味しかったが、いかんせん量が多かった。

隣の席に、芸能人と思わしき人たちが座っており、うち一人が盛んにコーチングの話をしていた。「コーチングを受けて人生の目的がわかった」とかなんとか。

ある種のコーチングの肝は「感動の閾値を下げる」という手法にある。動物としての本能を司る後頭葉は「死への恐怖」で、そして人間としての感性を司る前頭葉は「感動」でいともたやすく支配される。支配されること自体は悪くない。ただ、「そういうものなのだ」という認識はいついかなる時においても必要だ、と個人的には思う。

15時から、渋谷でボイトレの3回目。声の感じはかなりよくなってきた。先生にも褒められた。あとは抑揚をつけることと、肺活量を増やすことが今後の目標。抑揚は、演劇をやっていた頃からあんまりなかったと思う。苦手な分野なのだ。

ボイトレをはじめて腹式呼吸を意識するようになってからの変化。

(1)寝つきが格段によくなった。今までは寝るのに2時間くらいかかっていたのが、30分くらいで眠りにつけるようになった。
(2)お通じがよくなった。横隔膜を動かして内臓を刺激する量が増えたせいだと思う。
(3)人と会ったあとに疲れにくくなってきた。

いい変化ばかりで嬉しい。

レーニングの中で毎回やらされるのが「自己紹介」。「こんにちは、◯◯です。趣味は◯◯です」みたいなことを一回のトレーニングの中で二回言う。今日のお題は「人からどう見られたいか」だった。なんとなく口をついて出たのは「この人になら何を言っても大丈夫だというふうに見られたい」だった。

先生「どうして? 理由は?」
小池「人の本音に触れる瞬間が一番好きだから」

そうだったのか、と自分で自分に納得。本音を言ってもらうためには、何を言われても大丈夫な印象が必要なのだなあ、と。

ボイトレのあと、サイゼリアにこもって原稿を一本書き上げる。隣の席に、交際開始まもないらしいラブラブの高校生カップルが座っていて、ずっと両手を握り合いながらイチャイチャした話をし続けていたので面白かった。

夜はボイトレの先生たちと、塚田農場で飲み会。この店に来るのは二回目だけど、巷の評判通り接客の いい店である。食べ物もなかなか美味しい。からあげがイケている。昨日は私にしては酒を飲みすぎて朝がしんどかったので、今日はウーロン茶のみで進行。その代わり食べ物はガツガツと卑しく食べまくった。おなかいっぱい。

 

<今日の小池>

朝 パンケーキセット アメリカンコーヒー

昼 サイゼのペペロンチーノ チョリソー

夜 居酒屋のからあげ、卵焼き、その他いろいろ

ヨガはしてないがボイトレを60分

メモ 野菜が必要。