山羊の沈黙

たくさん読んでたくさん書く生活を模索しています。

転換期

9時に起きて、「ゲーム・オブ・スローンズ」の続きを見る。まだシーズン1の半ばくらい。いやはや、まさか「溶かした金を生きた人間の頭にぶっかけて殺す」とか「喉をかっさばいてその瞬間に舌を引っこ抜く」とか、原作通りの惨殺シーンがそのまま映像で展開されるとは思わなんだ。でも本当によくできている。登場人物の誰も彼もが「いい人」「悪い人」と単純には言い切れない厚みを持っている。いいドラマだ。

渋谷のジュンク堂で本を眺め回した後、スタバにこもって中世日本関係の本をちまちまと読む。あまり相性のよくない文章らしくてうまく読み進まなかったが、色々と知識は増えた。牛頭天王については調べれば調べるほど意味がわからなくなってくる。

午後に打ち合わせを一件。それを終えて家に帰ろうと思ったら、知人から「この後会えないか」と連絡があり、2年ぶりにとある大先輩との面会と相成った。知人+大先輩+私の三人で寿司屋に入り、本づくりや今のメディア業界についてなど話し合う。昔書いたインタビュー記事を「あれはとてもよく書けていた」と褒められてものすごくものすごく嬉しかった。

「ライター業は縮小していこう」と思った瞬間、試練のようにいろんな新しい展開が舞い込んできて、正直今すごく進路に迷っている。迷うほどたくさんの選択肢があるのは実にありがたいことなのだが。私もあと半年で30歳、どうやって生きていくか、真剣に考えないと。

「仕事は、『何をするか』と『誰とするか』の二つの軸があるんだ」

という話をとある人からされた。私は今まで前者のことばかり考えてきて、後者のことはほとんど無視して生きてきた。そっちの方に関しては出たとこ勝負だったのだ。でも、そろそろ考えていきたいと思う。私は人を育てたい。だから、自分が育てられる機会のことも逃したくない。

梅酒を飲みすぎて文章が書けないのでとりあえず今日はこんなもんで。

 

<今日の小池>

朝昼 スタバのコーヒー、シュガードーナツ

夜 寿司屋の刺身その他

メモ コハダうまい。