山羊の沈黙

たくさん読んでたくさん書く生活を模索しています。

850円の朝食を食べる大人になってしまった

朝9時前起床。午前中、星乃珈琲店でフレンチトーストモーニングを食べながら各種メール返信をする。とうとう、喫茶店で850円の朝飯を食べながらMacBook Airで仕事する大人になってしまった。これまでは、一日の外食費を必死で500円前後で抑えてきたのに。そしてゆでたまごコスパのいい食べ物(腹持ちよし・栄養よし・油不要)だなと改めて思った。
その後、携帯の意味不明のエラーを直すために、ドコモショップで1時間ほど辛く長い時間を過ごす。なぜ携帯ショップの店員は、10秒でケリの着くはずの説明に20分くらいかけるのだろう。でも、私もイライラしすぎて礼も言わずに店を出てしまったのがよくなかった。反省。
午後はまた、家でひたすら資料動画を見ながらメモなど。関連論文も20本ほどダウンロードした。明日から執筆に入れるはず、多分……。
17時から目黒で編集者I氏と打ち合わせ一本。某取次がいよいよ危ないのではないか、という話を聞く。まあ私が書店員だった10年前からずっとある話だ。
18時、そのままインタビュー取材で某ショップへ。素敵なお店だった。品の良い、シンプルな生活を送っている奥様が迎え入れてくれる応接間のような空間、そして物たち。親切すぎる店員さんたちに、はっさくなどいただいて帰る。
夜は近所の定食屋で焼きサバ定食。食べながら坂井豊貴『多数決を疑う 社会的選択理論とは何か』(岩波新書)読む。面白いんだけど、数学の苦手な私には内容が難しくて読むのに時間がかかってしまう。選挙の、過半数の支持を得ていなくても票の割れによって1位当選できてしまう問題が、はるか大昔(具体的に言うとちょうど『ベルサイユのばら』時代のパリ)から論じられてきた数学的問題だったということはこの本で初めて知った。
帰宅後もずっと資料メモ。途中、編集者I氏に紹介を頼まれていた某媒体の編集者N氏にメールしたところ、実はI氏の担当している著者(非物書き)と浅からぬ縁があることが判明。いいつなぎができた。
昨日今日と、けっこう一生懸命働いているので気分がいい。このままの勢いで書き終えたいものだ。ただしエンゲル係数も上がりすぎ……。