山羊の沈黙

たくさん読んでたくさん書く生活を模索しています。

Love as though you have never been hurt before.

8時台起床。なにかしらのベリーとナッツの入ったお高いパンを食べる。ここのパンはめちゃくちゃ美味い。一本二千円のバゲットなど、世にも恐ろしいものを販売している個人店のパンである。
午前中はひたすらテープ起こし。昼は上島珈琲でBLTサンドとオレンジジュースを摂取。午後も原稿をしつつ、西田亮介編『民主主義』読む。かなりの良書。民主主義の根幹について、平易な言葉でしっかりと説明されていてものすごく勉強になるし、変な言い方だけど心洗われる。高橋源一郎のことが私は大嫌いだが帯文には偽りなし。
そのまま夜までずっと、資料の動画を見てメモったり、テープを起こしたり、本を読んだり。コップの水が溜まってきた感あり。
そして、夜にふと手にとった本で、

踊りなさい 誰も見ていないかのように
愛しなさい 一度も傷ついたことがないかのように
歌いなさい 誰も聴いていないかのように
働きなさい お金が要らないかのように
生きなさい この地上が天国であるかのように

という言葉に納得する。「一度も傷ついたことがないかのように愛す」のは難しい……というのはただの思いこみだ。執着だ。
そして私のような人間は、「書きなさい、誰も読んでいないかのように」という感覚も忘れちゃいけないなあと思うのだった。