山羊の沈黙

たくさん読んでたくさん書く生活を模索しています。

パエトン

夏の日差しに
後悔ばかりしていると
目の前にパエトンが落ちてくる

アスファルト熱い、熱いね 私も

何度でも落ちてくる彼の
こっちを見るただれた目玉
地面をかく焦げた指

言うこと聞かなかったから 熱いね

あーあ

ため息がじゅうじゅう 吸い込まれる熱い道
パエトンの死体がたくさん

上を見るとまだ