山羊の沈黙

たくさん読んでたくさん書く生活を模索しています。

1月30日(土)

土曜日は、午前に一件アポ。十代の女の子がお相手。こちらは33歳男と29歳女(私ね)という組み合わせ。もはや十代を相手にすると何を話したらいいかわからない。
「小学三年生のとき、倖田來未に憧れてダンスを始めたんです。ちょうどキューティーハニーとかの頃で」と言われ、「FFじゃないんだ……」と呆然とする昭和勢であった。
午後は美容院。初めて行く店で、22歳の、いきのいい男の子が担当してくれた。16歳の時にホステスやキャバ嬢のヘアセットの仕事を始め、楽しくて美容の世界に飛び込んだのだという。ヘアセットなんていきなりやれるもんなの、と聞いたら
「最初は髪を触るんじゃなくてただの雑用スタッフだったんですよ。でも、他の人がヘアセットしてるのを見ながら、俺もできそうだなって思ってヘアエクとか練習しまくって、やらせてもらえるようになりました!」
とのこと。こんな子がヘアセットしてくれたらおねーさんたちはさぞ可愛がったことだろう……と、短期間だけどホステスをしていたことのある私も目が細まる。
夕方、セットしてもらった頭を振り乱しながら全力ダッシュで東京を駆け抜け、某会議室へ。編集チームと一緒にとある方を取材。とてもクレバーで腰の低い方で、終わった後みんなで「いい人だったね……」と言い合った。
その流れで皆で飲み会。梅酒2杯でしこたま酔う。途中で帰ろうかと思ったが、みんなが楽しそうで、その様子を見ていたくて結局最後までねばってしまった。帰宅後も考え事をしていて眠れず、結局3時頃就寝。