ウォーキング

　泊まりにきた友達を朝見送りウォーキングへ。数キロ離れた図書館に行き、そこから神社と寺を四つ回ってから家に戻った。所要時間３時間、移動距離は１０キロほど。
　からからに晴れた気持ちのいい大安で、一つ目の神社では神前結婚式を目撃。墓参り日和でもあり、寺では大勢の人を見かけた。私の家には墓がないので、墓参りというものも私は生まれてこの方一度もしたことがない。自分の骨を墓に入れるつもりも今のところないが、先祖の墓参りはしてみたいと最近思う。今は家の神棚に手を合わせているだけである。
　氷川神社をうろついていた時にふと、セーラームーンに出てくる「火川神社」はそういえば氷川神社なんだなあと今更ながらに気づく。検索したら、麻布十番の氷川神社がモデルのようだ。セレブな願掛けが多そうな場所だ。
　帰宅してから、保立道久の『中世の愛と従属　絵巻の中の肉体』を途中まで読む。百姓に輿昇の賦役をかけた豪族の娘が、百姓たちの不興をかって文句を言われた（しかもそれに対して娘もきつく言い返している）という話がちょっと面白い。
　読んでいるうちに、疲労のせいか猛烈に眠くなり３時間近く寝た。体力の低下が著しい。