山羊の沈黙

たくさん読んでたくさん書く生活を模索しています。

怒られる

 今まで、色んな番組に中途つっこみみたいな感じで関わっていた私ですが、いよいよ頭から自分で関わる回がスタートしました。

 今日は最初の社内打ち合わせ。いやー怒られた怒られた。リサーチした内容をプレゼンしてネタを通す、みたいなことをやったんだけど、厳しさに定評のある演出さんにボコスコに叩かれて終わった。まあでもあくまで仕事の上の話なので、筋は通っているし、むしろ直属の先輩ADの優しい指導ではよくわからなかった部分がようやくすっきりわかったので(上が求めているのは何なのか、それを提示するためにどこまで取材をかけていいのか、など)むしろほっとした。


「で、これのどこが面白いんだ。パソコンでちょっと調べるくらいじゃリサーチとは言わないんだよ。○○の○○はどうなってるんだ」
「すみません、それ以上は調べてないのでわかりません」
「言ってる意味がわからん。ちゃんと説明しろ!」
「説明下手ですいませんッ! 頭からいきます、最初の画像が~~」


 常時こんな感じだった。
 この演出さん、AD泣かせで有名らしい。
 うちの班は社内で一番平均年齢が低く、女の子ばっかりなので、凹む子は大分凹むようだ。
 打ち合わせ終了後、先輩AD二人に


「自分でプレゼンしなきゃいけないとか、事前に全然説明してなくてゴメン」
「あの人厳しいんだよ、新人相手だといつもよりずっと厳しいの。気にしないで」


 と次々言われる。「いや、あのくらい言ってもらった方がわかりやすいです」と言ったら「あそこで負けない**さんてすごいね(笑)」と半笑いの先輩。
 まあでも怒られ慣れてはないからな。緊張しまくってしどろもどろにはなりまくった。えーとえーと、ばかり言ってたし。
 今回、私は5案+小ネタ4を出したんだけども、量としてはわりと多かったらしく(結果的にはほとんどボツだった)、最後にはその演出も「まあでもよく調べたよな」と小声で呟いていた。赤っ恥覚悟で出しまくった甲斐があったというものですね。まあ、量だけ誇ってもしょうがないけど。次こそはおっと言わせたい。