山羊の沈黙

たくさん読んでたくさん書く生活を模索しています。

2009-01-14から1日間の記事一覧

三島由紀夫『橋づくし』

「橋づくし」は、昭和三十一年「文芸春秋」に掲載された、三島由紀夫の短編小説である。 新橋料亭の娘満佐子(二十二歳)は、同い年の友人のかな子、四十二歳の芸者小弓、そして東北出身の女中のみなと一緒に、陰暦八月十五日夜、願掛けに出かける。深夜、一…