考える引き出し

小池みきがなんでも書くところ・タンゴ練習記録多め

注意がそれたら伝わる怖さ(レッスン36回目)

 今日は夜に一コマ。6人。
 直前まで取材をしていて大急ぎで行ったので、教室についたときはもう汗だくでゼエハアしており(ちょっと遅刻)、先生たちに気遣わしげな顔をさせてしまった。エクササイズでもあまり集中できず。やっぱり喋ったり聞いたりするのにはエネルギーを使うなー、と実感。

 今日はオーチョミロンゲーロ(でいいんだったよな……)と、サカーダをつかったステップの練習。一回目のオーチョミロンゲーロはまったくうまくいかず、「オフバランスすぎる」と言われる。膝を突っ張るせいらしいので二回目からはなんとか修正。しかしオーチョミロンゲーロとかボルカーダ、コルガーダはかなり苦手だ。
 サカーダを受けるのはそんなに苦手でないのでいつも通り。
 面白いなと思ったのが、男先生が横のペアの方を見ながら私にリードしていた時、私は男先生の顔を見ていなかったのに、まず体にそのことが伝わってきたことである。インテンションが完全に私から離れている、そのことをちゃんと私の体は理解していた。もちろん、顔の角度が変われば胸の筋肉も動くからそのせいなのかもしれないが、それでもやっぱりリードの仕方が変わるのはたしかだと思う。
 ということは、私が同じことをしても絶対リーダーにはそれが伝わるわけで、これはやっぱり面白い。フォローが上の空のときは、リーダーにどんな風に感じられるんだろう。うんうんと相槌はうっているけどこっちの話を聞いていないのが丸わかりのときのような感じだろうか。ともかく、そういう孤独を相手に感じさせる可能性を、ダンスを踊っている間は常に抱えているということなのだ。
 フリーダンスは2回。男先生がひとりひとりに課題を言ってくれた。私の課題は「本来はもっと背が高いはずなのに、踊りながら縮んでいくところ」らしい。前から言われていることだが最近またよくわかる。ひとまず視線をもっとあげるようにして踊ろう、というのが最近の抵抗。あと、ヒーロを回るのが早すぎてジェバーダがきまらないことがあるので、こちらも焦らないように頑張りたい。
 顔なじみのI氏は左手が強くなるのが課題だそうで、私と踊っている間も一生懸命左手を修正していた。私も頑張って首を伸ばしていた。こうやってみんなで少しずつうまくなっていくのだな。

 練習後、女先生に「お疲れモードなの?」と心配される。明け方5時まで書いていた、と話したら先生たち二人とも「うわあ〜〜」という反応だった。
 話は転がり、いろんなダンスホールの話に。

女先生「東宝ダンスホールってとっても素敵なところなの。来年なくなっちゃうからぜひ見てほしい。楽屋も見せてあげたいなぁ……」

 「見せてあげたい」という言葉の優しさに癒される夜。