考える引き出し

小池みきがなんでも書くところ・タンゴ練習記録多め

フォローの礼儀がなってない(レッスン19回目)

死ぬほど暑い。前半4人、後半も4人。

ミロンガ続きだった日々を終え、通常レッスンへ帰還。

レッスン前の雑談で、ミロンガで起きたことをいろいろ話す。ちょっと困った人と踊ってしまい困った目にあった、という話をしたら、女先生が「そういう男の人が普通に踊れてしまっている日本の現状、よくないと思ってるんだよね……」と眉間にしわを寄せていた。

「韓国も今タンゴが熱いんだって。みきさん韓国に遊びに行きなよ。韓国の男の人はどっちかというと肉食系だから、日本や台湾とまた違った感じで面白いらしいよ」という話をされた。韓国、海外旅行の手始めとして行きやすそうだしチャレンジしてみようかな。ミロンガで踊るくらいなら、片言英語でもなんとかなりそう。

 

レッスンは、前半カミナータとダブルテンポの練習。10人近くの男性と踊りまくったあとなので、久々の男先生リードに落ち着くかと思いきや逆にまた緊張。

たくさんの人と踊ってみてわかったけど、先生と踊っているときの緊張は百害あって一利なしだ。これがまあ恋愛的に好きな相手だとか、会社の上司とかいうんならそれが「礼儀」につながる可能性もあるが、タンゴにおけるフォローの礼節というのはむしろリラックスして相手に体を委ねる(自立しつつ)ことなわけで、ガチガチになっているとあっちにとってデメリットしかない。でも「緊張したら向こうに悪い」と思うと余計緊張するのであった。

先生に注意されたのは左足の引き方が甘いこと、緊張で手が固くなること。途中、あまりにも緊張したせいか左手がわしづかみみたいな形になっており、女先生に笑われた。

フリーダンスは難しかった。加速度的に難しくなるので頭が真っ白になる。連続サカーダの対応の仕方がよくわからなかった。

終わった後一人で青くなっていたら、男先生に「大丈夫大丈夫ついてこれてる、できてるから自信持って」と言われた。いつもの「いいと思いますよ」よりも長いコメントだ。自信を持てと言われたからには少しは持とう。

にしてもダブルテンポ、習得できる気がしない。

後半はいつものラピス、あとボレオ。ボレオ、ミロンガでやる人が多かったのですこーし、ほんのすこーーーーーし慣れた気がする。

そして、男先生のボレオのリードのわかりやすさに感動。ミロンガではみんなそんなに親切にやってくれなかった(当たり前だ!)。

 

レッスン終了後、珍しく少しみんなでおしゃべりをした。

女性数人が星座の話をしはじめて、湧き上がる我が占いマニアの血。先生が「牡羊座の特徴ってなんなんですか」と言うのに即「情熱的でリーダシップがある」と言ったところ、「詳しいですね……」と怪訝な顔をされてしまった。

言えない、すでに先生のホロスコープも覗いたあとですとは。でも言いたい、男先生のホロスコープはマジでタンゴダンサーっぽいんだということを……。

その男先生は、もっと男性にタンゴを広めたいらしい。取材など受ける気はあるということなので、何か考えようと思った。何とコラボすれば若い男がタンゴをやろうと思うんだろう。私もときどき同世代の男にタンゴをやらないかと声をかけるのだが、みんなしのごの言って逃げてしまうのだ。韓国のミロンガでも見て考えるか……。

 

今日先生たちが踊った曲。直訳すると「愛の悪」、「恋わずらい」という邦題がついているらしい。先生たちがその説明のついでに

男先生「『タンゲーラ』が『タンゴ好きのお嬢さん』っていう邦題なのって変だよね。お嬢さんっていうか、もっと強いイメージだし」
女先生「お嬢さんはタンゴなんか踊らなそう」

という会話をしていたのが面白かった。


Mal de amores - Pedro Laurenz