考える引き出し

小池みきがなんでも書くところ・タンゴ練習記録多め

寝てる子を起こせ

今日は忙しかった。


早朝、朝飯抜きで家を出て、とある朝活イベントへ。
こういうイベントに出席したのは初めて。

名刺を50枚持ってきてください、というアナウンスに最高にビビっていたのだが
(仕事柄、あんまり人に会わないので名刺も普段たいして使わない)、

当日大勢のビジネスマンたちを見たらもっとびびった。


おまけに、30秒で自己PRをしなければならないという。

手がしびれてくるくらい緊張したけど、
他の人達のスピーチを見て

「30秒で伝えられる情報はこのくらいだな……」

となんとなく把握。
自分なりにキャッチーだと思う内容を述べたところ、しっかりウケたので「やるじゃん自分」と思う。

しかし疲れた。


次のアポがあったので昼前に退出。
中の人が「仕出し弁当を持っていけ」というので、断れずとりあえずもらって移動する。
これをあとで後悔することになる。



電車を乗り継ぎ、某占い屋さんへと急ぐ私。

が、食べてなさすぎて貧血気味になっていたので、
占い屋に着く前に弁当を少しでも食べたかった。

夏の日差し。
手に持った弁当箱の中身が刻一刻と傷んでいくのがわかる。

食べねば……。


手頃な場所が最寄り駅の周りになく、
仕方ないのでその辺のコンクリートのでっぱりに座って無理やり食べた。
が、結局時間も余裕もなく大部分食べ残し、
弁当箱を捨てることもできないまま占い屋につく。


今回見てもらったのは初鑑定の占い師Mさん。

評判がかなりいい人なので期待はしていたのだが、
たしかにすごかった。


言われたことを箇条書きでまとめると


・今、相当人に対して疲れている。会話の中でSOSを出すのがいつも遅い。
・メンタルじゃなくて忍耐力が異常に強い。メンタルは別に強くない。
・自信も好奇心も闘争心もない状態、もともとないわけじゃないんだけど寝てる。
・5歳まではわんぱくで好奇心旺盛だったのに、6歳でいきなり全部STOPした(親の影響)。
・基本ひとみしりなので,転校が多かったことが自分では気づいていないけどかなりストレスになっていた。
・嗅覚がかなり良い。
・いい声(美声という意味ではないらしい)なのでラジオとかやってもいいかも。
・本当は目立ちたいはず。
・すごくこだわりがあるはずなのに、その感覚が寝ているせいで空っぽな状態。自分が何をしたらいいかわからなくなっている。
・「これに興味がないのはおかしいんじゃないか」と気にして、本当は興味がないものをあるフリするのが長年の癖になっている。
・興味がない仕事に、興味あるふりして無理やり取り組むのですぐ飽きる。
・比較する力がものすごすぎるので同世代のことは基本的に苦手。自分が評価されるのも嫌い。
・優しく見られがちだが本当は別に優しくない。相当ブラックな性格をしているはずだ。


まあほとんど耳が痛かった。

もともと持っていたこだわりを寝かせてしまっているという話
思い辺りすぎてつらい。
起こしたい。起こすぞ〜。



鑑定してもらったあとは編集者と2時間半ほど雑談兼打ち合わせをして、
そこから三省堂ぶらりと、二回の喫茶店休憩を挟んでタンゴのレッスン。


一回目の喫茶店はらどりおだったのだが、


BGMに椎名林檎がかかったのを聞いて
隣の席のイキった感じの大学生集団のひとりが


椎名林檎ってエロいおばさんだから好きだわー、エロいおばさん最高だよ。でも整形する前の方が良かったなー」


と繰り返し言っていたのですっかり気分が悪くなった。
やっぱり休日のミロンガやらどりおは治安がよくない。
そもそもらどりおに椎名林檎がかかるのが個人的にはちょっと……。
いや、椎名林檎は大好きなんですけど。



それにしても。

三省堂でも、喫茶店でも、タンゴのレッスンに行く途中も、その帰りも。
占い内容を思い出しては、情けなくて泣けた。


占いの帰り道、手に持っていた弁当箱から汁が垂れて白いズボンが汚れ
そういうことなんだよ、こだわりを爆睡させているということは……とも思った。

別に弁当なんかもらわず、
そのへんでコンビニおにぎりを食べられればよかったんだから、私は。
それを正直に言うべきだった。


仕事でもなんでも、そういうことをやりすぎた。


この気持ち、一番表すのはこの言葉だ。



「俺はどうしてあんな無駄な時間を――」(by三井)



いや、無駄な時間じゃない。

この時間を経てこそつかめる自分の本音が、
熟成した言葉があるんだと思いたい。


夜、妹にその話をしたらこう言われた。



「みきの脳は、まだ本領発揮していないのかもね」



本領発揮、頑張ろうじゃないか。